Ulaanbaatar
ドイツ国特命全権大使と会談
政治
（ウランバートル市、2025年4月14日、国営モンツァメ通信社）9日、S.ガンバートル産業発展政策常任委員会会長、国会議員のB.オヤンガ氏、 D.エンフトヤ氏 G.オチルバト氏は、 ヘルムート・ルドルフ・クリッツ在モンゴル・ドイツ国特命全権大使と会談を行った。
S.ガンバートル会長は、モンゴル・ドイツの伝統的な友好関係を強調し、政府の行動計画に盛り込まれた14件のメガプロジェクトについて紹介し、このメガプロジェクトを実施するにあたり、国内の製造業者の製品をヨーロッパ市場に輸出するため法的支援を受け、積極的に連携を図る必要があると述べた。また、法制度の整備においては議会間の協力が重要であることを強調し、産業分野の法的・制度的環境を整えること、さらにヨーロッパ市場への進出を目指した貿易やマーケティング戦略の策定に向けて、ドイツの専門家・エキスパートを招聘し、協力する意向を示した。
これに対し、 ヘルムート・ルドルフ・クリッツ在モンゴル・ドイツ国特命全権大使は、欧州連合（EU）はモンゴルに対して有利な貿易条件を提供しているものの、それらの条件は十分に活用されていないと指摘された。
同氏は、貿易の拡大を図るためには、製品が関税以外の条件、特に品質や衛生に関する基準を満たすことが不可欠であると述べた。また、モンゴルの強みを活かした高品質で競争力のある製品を新たに開発し、品目や生産量の拡充を図る必要があると語った。
