工芸匠フォーラム、4年に一度開催

政治
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2025-05-01 17:19:11

(ウランバートル市、2025年5月1日、国営モンツァメ通信社)本日、政府庁舎で、オフナー・フレルスフ大統領の後援の下、「モンゴルの匠の伝統と革新」をテーマにした第1回フォーラムが開幕された。


同フォーラムで「文化的創造産業とモンゴル工芸匠の芸術」、「モンゴル工芸匠の文化的価値と意義」、「モンゴル工芸匠が直面する課題とその解決策」、「モンゴル工芸匠の安定的な発展と法的課題」、「モンゴル工芸匠と金融市場」、「モンゴル工芸匠の原材料供給の調整」をテーマに討論が行われている。


この第1回フォーラムに、モンゴルの21県および首都ウランバートル市の9区から、モンゴルの伝統的な匠の技を継承する職人たち、工芸・製造業者、関係する行政機関と民間企業の代表者、政策立案者たちが出席している。


フレルスフ大統領は、同フォーラムを4年ごとに開催することを伝えた。


チンバト・ノミン文化・スポーツ・観光・青年大臣は「職人たちの作品を製品として仕上げることが重要である。その際、制作する作品が再現不可能であるべきである。つまり、ユニークな作品と製品を製造できれば、経済的に成長する可能性が高い。職人に限らず、文化遺産の担い手や伝承者、芸術家は、以下の3つの点に注意しなければならない。まず第一に、文化遺産を保存・保護すること。つまり、元の形やデザインを保存すれば文化的資源となる。第二に、現代と調和させて発展させるべきである。第三に、経済に取り入れるべきである。国際博覧会に出展し、観光商品として活用すべきである。言い換えれば、当省は保存・保護だけでなく、経済に取り入れ、製品開発を促進する役割も果たす」と述べた。


現在、モンゴルにおよそ4000人の工芸匠がいるという非公式な統計データがある。その半分が地方で暮らしている。同フォーラムの際、工芸を行っている一部の企業が製品のサンプルを展示し、来場者を魅了した。