バトツェツェグ外務大臣による「国際女性外交官デー」への祝辞
政治
6月24日、バトムンフ・バトツェツェグ外務大臣が「国際女性外交官デー」を祝し、挨拶を述べた。
「国連総会は2022年に毎年6月24日を『国際女性外交官デー』とし、今年は2年目となる記念すべき日である。モンゴルはジェンダー平等を重視し、女性の権利と自由を保護し、エンパワーメントを推進してきた。その結果、意思決定への女性参加の増加に大きな進歩を遂げている。さらに、モンゴルは女性の権利保護分野で国連や国際機関に選ばれ、国連平和維持軍に従事する女性平和維持要員の数を15%に増やす政治的公約を掲げ、2027年までに成し遂げる予定である。
政治や外交への女性の参加を増やすことで、安定した社会の構築や紛争の平和的解決など、多くのプラス効果をもたらすと、多くの研究成果で示されている。そのため、女性の参加は平和維持活動の概念に一致するとされる。
モンゴル外務省は女性外交官のリーダーシップと活躍を促進するジェンダー政策を実施している。現在、同省の職員の49%が女性であり、史上初めて6人の女性大使が海外で国を代表している。昨年5月には、モンゴルは外交政策や活動にジェンダー平等と少女と女性の権利保護を盛り込んだ「フェミニスト外交政策+」グループに加盟している。
また、首都ウランバートルで、モンゴルのフェミニスト外交政策と立場を促進し、女性の権利と保護を目的とする「女性外相会合」を6月29~30日にオフナー・フレルスフ大統領の後援のもと初めて開催する。
女性外務大臣や国際機関、フェミニスト外交政策を支持する国々の代表らが出席する同会合はドイツとフランスの支援により共催され、女性の役割拡大の重要性と、世界が直面する課題の解決に向けた多国間協力の促進が期待される」と挨拶で伝えた。