オユンエルデネ首相、韓国大使と会談
政治
(ウランバートル市、2025年3月28日、国営モンツァメ通信社)3月26日、ロブサンナムスライ・オユンエルデネ首相は、モンゴルと韓国の外交関係樹立35周年に際し、チェ・ジンウォン在モンゴル韓国特命全権大使と会談した。
会談の冒頭、オユンエルデネ首相は、モンゴルと韓国の外交関係樹立35周年を祝し、1990年以降、両国の協力関係が、民主主義、人権、自由を重視する共通の価値観に基づき、社会・経済の全分野で拡大し、現在、「戦略的パートナーシップ」のハイレベルで深化・発展していると強調した。
また、モンゴルの重要な第三隣国であり、地域における親密なパートナーである韓国との35年間の協力の成果、共同実施中のプロジェクトとプログラムを振り返った。今後、両国間の貿易と投資を増加させ、経済協力を新段階に進展させるために尽力する意向を表明した。更に、共同実施中のプロジェクトとプログラムの活性化に注力するよう依頼した。具体的に、「ソロンゴ1」と「ソロンゴ2」集合住宅建設プロジェクト、「10県の火力発電所」建設プロジェクトの実施に両国が努力すべきと強調した。両国の国民交流を促進するため、モンゴル人の韓国への渡航条件を緩和し、同国に在住するモンゴル人の権益保護に特に注力するよう依頼した。
チェ・ジンウォン大使は、モンゴルと韓国の外交関係樹立35周年を盛大に祝うため尽力する意向を示した。両国の「戦略的パートナーシップ」関係が深化し、都市建設、鉱物資源、エネルギーなどの分野で大規模なプロジェクトとプログラムが実施され、経済連携協定締結が順調に進んでいることに対し喜びを表明した。また、オユンエルデネ首相が2023年と2024年に韓国を訪問した際に合意された事項が実行に移されたと強調した。具体的に、ソウル市でレアアース合同委員会会合が開催され、調査が加速していると述べた。更に、両国が共同実施中のプロジェクトを加速させる意向を示した。
チェ・ジンウォン大使は、今後も経済協力の更なる充実、両国国民の良好な渡航条件のため引き続き注力すると指摘した。