ハンガリー科学アカデミーを訪問
政治
(ウランバートル市、2025年4月28日、国営モンツァメ通信社)バトムンフ・バトツェツェグ外相の訪問の一環として、外務省代表団はハンガリー科学アカデミーを訪れ、モンゴルの歴史、文化遺産、経典に関する展示を視察した。
この際、外務省代表団は、両国の科学アカデミー間の協力拡大や、歴史・文化・考古学分野における研究・学術交流の促進を目的とした共同プロジェクトやプログラムについて、ラースロー・コッラー・ハンガリー科学アカデミー事務総長と意見交換を行った。
ハンガリー科学アカデミー図書館の東洋コレクションには、モンゴルの経典や文書が多数所蔵されており、その多くは1928年~1930年にかけて行われた学術調査遠征によって収集されたものである。所蔵品の中には、チベット語及びモンゴル語で記された17世紀のザヤ・バンディダ・グンガージャルツァン作『エルデニーン・サン・スバシド』の貴重な写本も含まれている。