インド系ガス・石油企業、モンゴルで初展示会を開催

経済
dashtseren@montsame.gov.mn
2019-05-20 17:49:49

 在モンゴル・インド大使館から考案された「モンゴル・インドの天然ガス・石油関連企業の展示会」は、このほど、ボヤント・オハー体育館において、開かれた。モンゴル初となる。 

 インド政府から供与された有償資金協力10億米㌦を財源の製油所建設事業を記念して企画され、在モンゴル・インド大使館、鉱業・重工業省、モンゴル製油所公社、インド石油・天然ガス省のエンジニアズ・インディア・リミテッド社の共催となった同展示会には、タタ・グループ社、アフコンズ・インフラストラクチャー社、ISGECインダストリアル社、エンジニアズ・インディア・リミテッド社など、製造業や建設業においてインドを代表する国有企業や民間企業の30社が出展した。

 13日の開会式には、ロブサンナムサライ・オユンエルデネ内閣官房長官、ダムディン・ツォグトバータル外相、ドルゴルスレン・ソミヤバザル鉱業・重工業相の現職閣僚のほか、ロブサンヴァンダン・ボルド国会議員、在モンゴル諸外国大使館関係者らが出席した 。




 なお、モンゴルは1936年から、旧ソ連の協力を得て、石油探査事業(ボーリング調査)を実施。1949年からモンゴル初の製油所が操業。同所の供給量は、国内石油需要の3割に匹敵するほどだった。当初から戦略的分野として位置付けられた石油分野は、モンゴル経済成長の動力の一つとなっている。