フレルスフ首相、製油所建設事業の行程を確認

政治
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2020-08-20 18:34:55

 オフナー・フレルスフ首相は819日、ウランバートル市に拠点を置くモンゴル製油所会社を訪れ、ドルノゴビ県で建設中の製油所建設の行程を確認した。D.アルタンツェツェグモンゴル製油所会社副社長が建設事業の概要を説明した。

この事業は12の主要な技術施設、付帯施設、インフラ整備、工業キャンプで構成される。建設事業は4段階で行なわれ、第一段階の建設事業は計画通り進んでいるという。フレルスフ首相は「モンゴル政府はエネルギー、石油、健康食品の国内需要を満たし、海外への輸出を目指している」とし、製油所建設事業を全面的に支援する意向を表明した。

 同社は年間150万㌧の石油精製能力を持ち、年間液化天然ガス43000㌧、ガソリン33 9000㌧、ディーゼル燃料824000㌧、ジェット燃料8万㌧をそれぞれ生産できる。これにより、海外からのガソリン輸入が削減されるほか、外貨流れの減少、燃料価格の値上げ、雇用創出、経済成長などに重要な役割を果たす。同製油所は2023年に

竣工の予定。

 モンゴル製油所会社は2017 年に設立され、現在、70人余りのエンジニア、技術者が務めており、全ての従業員の50%以上は海外で教育を受けた。