Ulaanbaatar
モンゴル国立大学法学部が名古屋大学法学研究科との学術交流ステップアップを開始
社会
新型コロナウイルス感染が拡大する中、モンゴル国立大学法学部は、新たな遠隔教育制度を導入した。世界トップ100大学の一 つである日本の名古屋大学法学研究科との学術交流強化を目的として、名古屋大学法学部所属の約10人の研究者が、モンゴル国立大学法学部とのオンライン共同セミナーとゲストレクチャーを開始した。この試みは2020年度から2021年度にかけて実施される予定。
コロナ禍の中、世界の102か国では、通常の教育を一 時停止しオンライン授業が実施されるなど、大学等の高等教育機関の教育と研究は困難に直面している。こうした状況下で教育手法の改善や新しい教育手法の開発が求められているが、その一つの解決となるもの。
モンゴル国立大学法学部には、名古屋大学法学研究科を卒業した教員が約10名在籍し、今回の試みをきっかけとして、今後も相互の教育と研究に更なる充実が期待される。
