オユンエルデネ首相が新国際空港を視察、7月1日に開港を目指す

政治
gombosuren0625@gmail.com
2021-03-12 10:41:54

 ロブサンナムスライ・オユンエルデネ首相は3月6日、チンギス・ハーン国際空港の管制塔、格納施設、ワンポイントサービ ス施設と顧客取扱施設及び「アエロ・シティ」プロジェクトを視察した。

 オユンエルデネ首相は「モンゴルは5月1日に国境再開を計画している。従って新国際空港を7月1日に開港したいという意向を日本側に伝えている。また、 新国際空港の運営開始準備の進歩率は85%になり、完備への迅速な行動が必要。関係者によると、ボヤントオハー国際空港を24時間で移転できるので、飛行機時刻表に不都合が生じない」と述べた。新国際空港のメリット:飛行場の使用率は現在の73%から98%に増加する。航空輸送のトランジットも増え、航空保安の確保、両側からの離着陸も可能になり、現在利用されている空港の運営とサービスに直面する全ての課題が解決される。

 現在、モンゴルでは航空4社が営業し、年間の飛行回数は1万3136回で、159万席を供給、114 万人の顧客を輸送している。統 計によると、モンゴルでは2019年に160万人の顧客を輸送していたが、2020年に44万人を輸送し、その大半は鉱業分野であるという。

 また、2019年には航空による貨物・郵便物量は5.7㌧だった が、2020年に2.7㌧(52%)減った。飛行回数も151万1772回だったのが7万8725回(48.1% )に減った。2020年に空路収益は1400億(71.9%)減っている。民間航空庁は、各航空会社の運営を新国際空港に移転させるには一定の融資が必要であることを明らかにした。この際、 空港の副都市「アエロ・シティ」に建設計画のスポーツ複合施設の建設と投資に関して関係者らが紹介した。今後の展望はすべてコロナの動勢にかかっている。