国会議長が表明、DBM不良債権問題巡る 一般公聴会を開催
政治ゴンボジャブ・ザンダンシャタル国会議長は2月14日、 モンゴル開発銀行(DBM)の不 良債権問題を巡って同日、自 主的に意見交換会「借金をきっちり返済してもらおう」を 開催したナラン・ウヌルツェ ツェグ記者、チョローンビレ グ・ロドイサンボー記者、このたびの臨時国会で組織され た特別小委員会のメンバーら を呼び、同問題を巡る一般公 聴会を開く方向での検討を要請した。
臨時国会の1月31日の本会議 でDBMの不良債権問題を巡る真相究明と調査を特務とする小委 員会をバーガー・バトトゥムル 国会議員(人民)を長、バドマ ーニャンボー・バトエルデネ議員(人民)、ツェレンピル・ダワースレン議員(人民)、ブフ チョローン・プレブドルジ議員 (民主)、ソドノム・チンゾリ グ議員(人民)を構成員として立ち上げた。同委員会は、当該
問題を巡って2月17日に中間報 告、21日に最終報告を国会に対して行う予定だ。一方、情報サイトのザリグ・ エム・エヌの記者、ウヌルツ ェツェグさんとテレビ番組司 会者などを務める記者ロドイサンボーらは、DBM不良債権 問題を巡り、実業家や政治家 などのステークホルダーらを集めて「借金をきっちり返済してもらおう」意見交換会を自主的に開催した。
冒頭、ザンダンシャタル議長は「DBM不良債権問題は過去10年の間で蓄積された問題。 今は国民の理解と協力が必要だ。直近、500億トゥグルグの返済があったようだ。第1四 半期に2000億トゥグルグが返 済される計画だ」とし、「小 委員会の報告次第で一般公聴 会を開く」と強調した。さらに、議長は「白黒をはっきり させる必要がある。優良債務者を風評被害に遭わせてはいけないが、職権乱用や口利き等などの非合法的な手段で融資を受けた者に容赦する必要 がない」と述べた。