モンゴル銀行主催の「モンゴル-日本協力50年」国際学術会議

経済
bolormaa@montsame.gov.mn
2022-10-13 08:50:26

106日、モンゴル銀行中央銀行BoMが外務省と経済・開発省、モンゴル商工会議所との協力の下でモンゴル日本外交関係樹立50周年を記念し、「モンゴル-日本協力50年」国際学術会議を開催した。

会議の冒頭、モンゴル銀行の ビャダラン・ラハグバスレン総裁、バトムンフ・バトツェツェグ外務大臣、小林弘之大使らが挨拶に臨むほか、ナムバル・エンフバヤル元大統領、ダンザン・ルンデージャンツァン元国会議長、ドマー・ソドノム元首相、オラーン元財務大臣、モンゴル商工会議所のオトゴンダワー・アマルトゥブシン会頭らが出席した。


モンゴル銀行のラハグバスレン総裁は、モンゴルは対日本貿易で大幅な赤字を抱え、対モンゴル日本投資では積極的な誘致が重要な課題であると述べた。

小林大使は、本日の学術会議において、「両国の経済関係を深化させるためにどのような取り組みを官民が行っていく必要があるのかにつき、実質的な議論が行われることを期待する」と述べた。 学術会議では、外務省、経済開発省など関係省庁、駐モンゴル日本企業の代表ら、ビジネス関係者らが講演を行った。例えば、日本の三菱UFJ銀行ウランバートル駐在員事務所の菊地一好所長が銀行間の協力について講演を行った。同行はモンゴルの自然環境、社会、ガバナンスの一環でESG CAIAプロジェクトを実施し、グリーンローン、債券発行、引受業務を予定している。また、日本大使館の片野田智樹三等書記官が、未締結のままであるモンゴル日本租税条約の重要性について講演した。