Ulaanbaatar
ホブド・エコ・セメント 工場が稼働
経済
西部地域の歴史に新たなページを開いた「ホブド・エコ・セメント」工場が稼働した。
同工場は、総資金の70％を実施機関が持ち、残り30％をモンゴル開発銀行（DBM）の融資により建設され、
工場原料の抽出、粉砕、中間原料の均質化工程に水を使用しない最新技術が備われ、環境に優しいドライ方式生産工場である。
年間504の幼稚園を建てるのに十分な25万㌧相当のセメント生産能力を持ち、西部地域のセメントニーズを満たすと言う。また、350の新雇用が創出され、地元の中小企業を直接的および間接的に支援ができ、県民約3000人の収入増加につながる。さらに、「政府の住宅プログラム」は西部地域で強化され、地方における大気汚染減少と技術者の育成に貢献すると共に、西部地域のニーズを超え、ロシア、カザフスタンへの輸出が期待される。
