年内に、新たに730台のバス導入
社会 5月10日、ウランバートル市の交通渋滞緩和統合事業の責任者であるCh.バタゾリグ運営事務局局長が、首都における渋滞緩和分野で実施されている対策と取り組みについて報道した。
Ch.バタゾリグ局長は「ウランバートルの交通渋滞に緩和策として4分野の12事業を実施中であり、昨年は11ヶ所で道路と橋の建設工事が開始され、うち4ヶ所は開通した」と述べた。
昨年に続き、今年も残り7ヶ所の道路工事が進行中である他、トンネル道路、スイング輸送の第2吊り線の建設、セルベ開発事業、大容量駐車場などの建設事業を、国際融資や資金調達を活用して実施する予定だとし、計画した建設工事の45~50%は昨年完了し、残りは今年完了する予定であると発表した。
また、ウランバートル市の渋滞緩和に向けた主要工事の1つは、公共交通機関の更新であり、車両更新の一環で、合計1370台のバスが導入済みであり、2023年は730台のバスを6~9月にかけて導入予定だという。
さらに、全車両の電子認証化の準備も継続中であり、RFIDリーダーを161ヶ所に設置し終えた。車両の電子認証化をウランバートル市から順に開始する。まず、車両に貼付ける44万7000枚の車両認証用タグの製造契約を請負業者と締結した。認証化は「UB
Cab」等タクシーを含め公共交通全機関から優先的に実施予定であり、次に、首都中心部6地区と遠隔部3地区に継続し、8月にはウランバートル市における全車両の認証化事業が完了する予定だとした。