地下鉄建設の国際入札公告

社会
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2024-03-01 15:14:34

(ウランバートル市、2024年3月1日、国営モンツァメ通信社)2月29日、ウランバートル市で地下鉄建設プロジェクトのコンサルティング・サービス提供(PMC-Project manаgement cоnsulting)とプロジェクト実施を行なう会社をEPC+O契約条件により選出するオープンな国際入札が公告された。


この際、ヒシゲー・ニャムバータル首都知事兼ウランバートル市市長が情報を公開した。「私たちは、実現可能性調査に基づき、地下鉄方向を決定する。実現可能性調査は、日本の学者と研究者により実施された。従い、同調査に基づき、EPCと称される入札を公告する。明日、プロジェクトのコンサルティング・サービス・チームを選出する。3月4~7日に、エネルギーに関し、数ヶ所の団体と会談を行なう」と述べた。


地下鉄建設の総予算は、1819億トゥグルグで、1年間の予算は、546億トゥグルグである。入札書類は、2024年3月18日の11時までに受け取り、当日の11時10分に開始する。


プロジェクトの枠で、アムガラン駅からトルゴイト駅までの17.6㌔の線路、トレイン・シェッド内の線路を含め、合計18.3㌔の線路を建設する。将校官邸から第10地区までの6.6㌔の線路は地下を走る。第10地区からトルゴイト地区までは地上を走る。地下走行の線路は地上走行の線路より10倍のコストがかかる。先進国でも、地下鉄は地上線路と地下線路の組み合わせで建設される。2013年に日本国際協力機構(JICA)の資金提供により実施された実現可能性調査でも地上と地下を走行するよう企画された。