市長フォーラム、官民パートナーシップに焦点

社会
montsushin@montsame.gov.mn
2024-08-04 19:08:19

(ウランバートル市、2024年8月4日、国営モンツァメ通信社)第6回北東アジア市長フォーラムは、8月2日にシャングリ・ラ・ホテルで開始された。


同フォーラムは、「持続可能な経済発展・官民協力」をテーマに開催され、官民パートナーシップに焦点を当てた。


中国北京市市長と韓国ソウル市市長は、フォーラムの開会式で「同フォーラムは、都市の開発や建設について意見を交換する機会を提供していることを嬉しく思う」と述べた。


会議に出席した市長らは、2014年から2年ごとに開催される同市長フォーラムが地域協力の主要な場面であると強調し、持続可能な開発の基盤となると同意した。


ウランバートル市の管理者は、新カラコルム市のマスタープランの国際選抜と「ウランバートル鉄道」プロジェクトを紹介した。


ㇶシゲー・ニャムバータル・ウランバートル市長は、開会式で、「ウランバートル市の今後の4年間は、大きな建設と急速な繁栄の4年間となる。ウランバートル市は、全く新しい事業準備を整え、市当局が短期間に60以上の法案を起草し、国会で可決された。まず、開発の障害となっている法的環境を整備し、これに伴い、有利な経済環境を生み出すための条件を作り出した」と述べた。また、「北東アジアで都市化と経済成長が加速しているが、この進歩は重大な環境的および社会的課題をもたらしている。持続可能な開発は、これら課題に対処し、長期的な都市繁栄と生活質の確保に不可欠である」と強調した。


フォーラムの初日、Yo.V.ケミレビッチ・ロシア・サンクトペテルブルク市政府運輸委員会委員長は、「インフラ開発と交通開発における官民パートナーシップの支持と効果的な実施」をテーマに発表を行った。同氏は、発表の中でレニングラード市(旧称)地下鉄、現在の新建設、幹線道路などを例に取り上げた。


イ・ジング韓国ソウル市庁交通政策部長も「官民パートナーシップによるソウル市の持続可能な交通開発」をテーマに発表を行い、ソウル市の公共交通機関の交通分散化を紹介した。