経済回復を維持する政策実施

経済
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2024-09-27 16:28:11

(ウランバートル市、2024年9月27日、国営モンツァメ通信社)モンゴルの経済は、ゾドの影響で困難な状況に直面した農業を除き、他の分野で回復の兆しが見えている。従って、2025年に、回復している経済を安定的に維持するための金融政策を実施する。 


B.バヤルダワー・モンゴル銀行金融政策局長は「具体的に、金融政策およびマクロ政策の枠内で、インフレ率を中期的に約5%に安定させる政策を市場原則に基づいて実施する。インフレ目標を2027年から5%に引き下げ、トゥグルグの為替レートがマクロ経済の基本条件に応じて柔軟に安定する原則を遵守する。また、銀行部門における外国投資増加に向けた規制環境の整備を目指している」と報告した。


また、モンゴルのマネーロンダリング、テロ資金供与、大量殺傷兵器の拡散防止に向けた制度の技術的実施と有効性に関する次回の評価のため準備をし、指標に従って、自己評価を行い、国および分野ごとのリスク評価を開始する計画である。


金融市場のインフラとその機関強化の枠内で、法的環境を整備し、国内外の投資家がトゥグルグで投資する条件を整え、国内の金融市場を発展させることを目指している。


B.ラグワスレン・モンゴル銀行総裁は「中央銀行は、今年の年末にインフレ率が6%であると予想していたが、11月に電気料金が30%、暖房料金が50%増加することにより、インフレ率は7~8%に達する見込みである」と述べた。