図書館「恵みの日」プログラムに300人以上の子どもが参加

教育
b.dagiimaa@montsame.gov.mn
2025-02-27 16:33:54

ウランバートル市、2025年2月27日、国営モンツァメ通信社)モンゴル国立図書館は「図書館の恵みの日」教育イベントを初開催した。


子どもたちにツァガーン・サルの伝統を紹介し、知識を提供することを目的に開催されている同イベントに現時点で5~12年制の300人以上の子どもたちが参加している。


子どもたちは図書館の古い経典と貴重な書籍の鑑賞、博物館業務が描かれた絵画の模範塗り、レゴブロックの組み立などの教育プログラムに参加している。


また、図書館の新建物やゲル(モンゴルの伝統的な住居)、一部の展示物がバーチャル環境で観賞されている。例えば、ゲルのウニ(天井の木製棒)、トーノ(天窓)、ハナ(木製壁の骨組)などが子どもたちの興味を引きつけるとともに認知的効果がある。

同図書館の貴重な書籍のキュレーターであるB.オトゴントヤ氏は「子どもたちは特に『守護女神』経典と『サンドイン・ジュッド』経典に目を引かれる。111枚の銀箔に金で書かれた『サンドイン・ジュッド』経典に、合計52㌔と560㌘の純金と純銀が使用されている。子どもたちは、これほど大量の金と銀が使われたのですかと驚き、興味を持って鑑賞する」と述べた。