『鷹祭り2025』に国内外の文化遺産継承者の集結
社会
(ウランバートル市、2025年3月8日、国営モンツァメ通信社)毎年恒例の『鷹祭り2025』は『チンギス・ハーン・フレー』観光複合施設で開催されている。
同フェスティバルは今週末にかけて実施され、バヤン・ウルギー県、トゥブ県、セレンゲ県、アルハンガイ県から合計22人の鷹匠とカザフスタンおよびキルギスからの代表者が参加している。開会式では、Sh.アンフマーUB市役所・社会政策課長が挨拶を行った。
アンフマー課長は「遊牧民の勇ましい伝統、習慣、唯一無二のない特殊な文化、生活様式の特徴を次世代に継承し、モンゴルを世界に宣伝、民族的な慣習や伝統を通じて内外の観光客を引き寄せることを目的として、『鷹祭り』は19回目の開催を迎えている。モンゴル政府は2023〜2028年を『ようこそモンゴルへ』として宣言し、多様な取り組みを段階的に実施した結果、過去最高の805,000人以上の観光客を迎え、素晴らしい成果を上げて新年を迎えることができた。同活動に、ウランバートル市、UB市管轄機関、観光専門機関及び民間企業がそれぞれリーダーシップを発揮して参加し、大きな貢献していることに感謝の意を表す。更に、同フェスティバルに、カザフスタン共和国、キルギス共和国、バヤン・ウルギー県、トゥブ県、セレンゲ県から鷹匠や文化遺産の継承者が参加していることが特徴的である。今後、ウランバートル市の経済だけでなく、文化および特別な興味を持つ観光業の発展にも『鷹祭り』が貢献すると確信している。更に、同祭りが観光客に待ち望まれるイベントとなり、モンゴルを世界に広めるためにますます拡大し続けることを期待している」と述べた。
「鷹祭り2025」では次のような活動が行われる。
モンゴルのタイガ猟犬のゲル博物館訪問
馬やラクダに乗る体験
弓矢を使った射撃
アルティバカン(カザフ民族の伝統的な遊具)
カザフのゲルにて、カザフ民族の衣装を着て写真撮影
商業エリアを訪れ、工芸品の展示と販売を楽しむ
鷹、ファルコン、ハヤブサとの写真撮影
360度カメラで写真撮影も可能
また、「鷹祭り2025」では次のようなショーも開催される。
モンゴルのタイガ猟犬のショー
エフト・スム馬上弓術クラブによる馬術ショー
「鷹狩りの競技」
ハルツァガとションクホルのショー(モンゴルの鳥使い協会)
カザフ民族の伝統的なゲーム
ケクバール(馬乗で争う競技)
地面からコインを拾う競技