モンゴルの技術をウズベキスタンに輸出
社会
(ウランバートル市、2025年3月17日、国営モンツァメ通信社)モンゴルでクラウド技術に特化した事業を展開する 「Fibo Cloud」社は、ウズベキスタンの主要な通信事業者である「Uztelecom JSC」社とクラウド技術の現地化に関する協力契約を締結した。
同契約は、中央アジアでのデータセンター分野における2回目の輸出であり、「Fibo Cloud」社が2年前にカザフスタンの大手データセンター事業者の大手代表者である「Transtelecom」 と実施したプロジェクト(cloud.ttc.kz)の次のステップとなる。
両社の代表者が、現在、ウズベキスタンはTier-3レベルの2カ所でのデータセンターを拡張し、今後数年間で5カ所に増やす計画を進めており、さらに地域のデジタル・マーケットプレイス導入準備の可能性について会議で話し合った。
デジタル開発・イノベーション・通信省は、「モンゴルの技術企業は自社の製品とサービスを、PaaS(Platform-as-a-Service)形式でウズベキスタンの事業者に提供し、企業を設立せずに簡単に決済を行う利点がある」と報じた。
協力は2023年6月に始まり、2年間にわたり情報の安全性、信頼性、現地化の作業が行われた。具体的に、国内の利用者識別システムや税務システムとの連携など、さまざまな要件が満たされ、最終的にエンドユーザーは cloud.uztelecom.uz ドメインを通じてサービスを利用できるようになった。