オユンエルデネ首相、新カラコルム市の計画を視察

政治
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2025-04-16 10:51:21

(アルハンガイ県、2025年4月16日、国営モンツァメ通信社)15日、ロブサンナムスライ・オユンエルデネ首相は、新カラコルム市の総合計画および建設計画を現場で視察した。



新カラコルム市は、アルハンガイ県のホタント郡、ハシャート郡、ウギーノール郡およびウブルハンガイ県のカラコルム郡にまたがるオルホン渓谷の総面積約18万9000㌶で建設される計画である。

同プロジェクトで、50万人の居住地、4E規格に準拠した国際空港、農業クラスター、総面積4800㌶の輸送・物流センター、2450㌶規模のウギ―ノール観光開発地域が計画されている。

新カラコルム市の建設に関し、大統領令および国会と内閣による関連決議が採択された。これに基づき、2024〜2028年政府行動計画に、同都市建設の実施が盛り込まれた。

プロジェクトの実施者は、初期計画で、新カラコルム市の半分が緑地となり、電力需要が再生可能エネルギーでまかなうとオユンエルデネ首相に報告した。また、同市が今後、ハンガイ地域の経済を支える主要都市として発展する可能性が高いことも強調された。

第一段階では、古都カラコルムの探査、発掘、研究活動の強化に加えて、ウランバートル市とルン郡を結ぶ101.7㌔㍍の6車線道路、ルン郡と新カラコルム市を結ぶ189.6㌔㍍の4車線道路、更にウランバートル市と新カラコルム市を結ぶ一級鉄道の設計・建設の投資問題などが最優先の解決課題となっている。