臨時国会閉幕、補正予算案等の 重要法案が成立
政治
8月28日、臨時国会が閉幕され、ゴンボジャブ・ザンダンシャタル国会議長が閉幕の挨拶に臨んだ。国会議長は「今回の臨時国
会では今後5年間のモンゴルの経済・金融業界、国家予算の概念及び方針を決定した。コロナ禍の影響により、金融赤字が拡大しつつあるにもかかわらず、個人及び事業者への支援維持、新型コロナウイルスの感染防止・防疫体制の維持として109億トゥグルグの予算を計上することになった。今後、経済状況は悪化しかねないので、今回の臨時国会で可決された補正予算法を厳格
に遵守し、経済活性化に全力をあげる必要がある」と強調し、「国民が長く待った金利引き下げ戦略を効果的に実行することが重要であり、モンゴル銀行、金融規制委員会、国会経済常任委員会、他の関連機関に対して秋季通常国会までに金利引き下げに関する具体的な措置を講じるよう一任した」と述べた。
また、経済活性化に関する幅広い議題、憲法改正の早期実現に関する重要法案の成立を目指し、秋季通常国会を召集する考えを明らかにした。今回の臨時国会では:
1.モンゴル国開発5年間の基本方針に関する国会決議案
2.2020年~24年度の政府施策方針案
3.「金利引き下げ戦略に関する」国会決議案
4.2020年度モンゴル国家補正予算案、2020年度社会保険基金改正法案、2020年度の健康保険基金改正法案
5.「2020年度秋季通常国会における審議課題に関する」国会決議案
6.「2019年度モンゴル国国家予算執行採択」国会決議案、
7 . 2020 年度モンゴル国国家予算枠組み声明、2021年~22年度の国家予算予測法の一部を改正する法案
8 . 2021 年度モンゴル国国家予算枠組み声明、2022年~23年度の国家予算予測に関する法案などが与党の多数賛成を得て、最終的に採択された。