世界貿易機関、通商政策など国内法規を審査
政治
世界貿易機関(WTO)の貿易政策 検討機関が3月17~19日にかけて、通商に関する国内法整備に関する審査を行い、モンゴル側からはバトムンフ・バトツェツェグ外相らが出席した。議長はアイスランドのヘラルド・アスプルンド代表、討論者はマレーシアのラシュッド・サイド代表であった。
バトツェツェグ外相は過去7年間の通商及びマクロ経済に係る国内法規と今後の取り組みについて発表した。WTO加盟国16カ国は、モン ゴルの通商政策に関する報告書関連で事前質問を通じて300点を確認しており、21カ国は審査中に質疑 を行った。
加盟国らは、モンゴルが開かれた自由な貿易政策を実施し、多国間貿易体制の強化に貢献しているとし、一貫して経済多角化と貿易円滑化、輸出志向産業育成を重視してきたと評するとともに、投資環境と貿易規制に係る透明性の確立、経済に対する政治関与の抑制、貿易の技術的障害の解消に向けてさらなる努力が必要だと指摘した。モンゴルは過去2回(2005年、14年)、通商政策に関する審査を受けている。