2022年から施行される改正法令
政治
2022年1月1日から施行された改正法令や、新たに創設された法令について紹介する。
労働法の新規制定・改正法令
使用者(経営者、雇用主)は労働者から金銭・物品の贈与や接待を受けることを禁ずる。
年次有給休暇の日数は基本15日とする.
鉱業労働者は14日間勤務後に14日間の法定休日を与える。
行政区及び領土、その管理に関する法律
公的部門の効率化、機能や業務上の重複解消、組織編制を通じて提供する行政サービスの質の向上を目的とし、地方分権化に関する政府方針及び、行政機能の再分布に課する方法を参考に改正された。
首都ウランバートルの法的地位に関する法律改正
2021年7月8日の国会本会議で首都ウランバートルの法的地位に関する法律改正が採択された。同法は27年後に初めて改正された。首都は独立した予算を使用することが出来るため、新空港・新住宅地区、衛星都市の設立することが出来る。
文化に関する法律
新たに創設された文化法は「文化的価値」、「文化機関」、「文化労働者」、「文化的活動」についての方針と原則を定義した。特に文化的活動は、中核的な国益と一致し、調査と分析、高度な技術の利用を基準としている。
撮影促進法
新たに創設された撮影促進法の主な目的は、モンゴルで映画制作に望ましい環境を作り、映画芸術の発展のための支援を行うことである。モンゴルの領土で映画撮影する外国の個人及び法人、ならびに国際映画祭に参加するモンゴルの映画関係者に関する規則を定めている。