電動自動車充電、現状について
政治
3月30日、閣議決定
タビンベフ・エネルギー相はEV(電動自動車)車専用の充電ステーションの可能性について報告した。国内自動車保有台数は2022年、約120万台。そのうちの66万2000台はウランバートル市にある。57万2000台は地方だ。国内EV車台数は498台。そのうちの434台はウランバートル市内にある。2018年以降、7~60kWhの出力を有する充電ステーションを8カ所に設置しており、1kWhあたりは350~1000トゥグルグ。100㎞当たりの電気代は5850トゥグルグ~1万6000トゥグルグ。エネルギー相は「自動車保留台数の20%をEV車として計算すると、国内電力で充電可能だ。EV車普及は大気汚染対策に繋がるほか、経済的だ」と言及した。国連は世界エネルギー不足や気候変動の対処に熱心。欧米も気候変動、温室ガス削減、大気汚染対処のため、EV車の普及に向けて当該車両の課税優遇や補助金給付などを実施している。ノルウェーは25年、英国やデンマーク、オランダ、スウェーデン、アイランドは30年、中国と日本は35年、フランスやスペインは40年を目途に完全なEV化を目指している。2021年のEV車販売台数は670万台。20年に比べて2倍となる。