Ulaanbaatar
閣議決定 6月7日
政治
教育ローン基金の運営、資金調達規定資金使途を透明化
教育ローン基金が外部専門チームにより、基金の運営、資金調達規定、資金使途プロセスを再設計することで公平及び公正的かつ透明化にする必要がある評価された。
教育ローン基金の資金による融資、補助金、および支援を提供するプロセスを改善するためにプロセスの大部分を教育ローン基金に集中させ、外部者の介入を減らし、優先分野、世界最高の大学を公開し、オープンかつ透明性のある選考を行い、その結果を技術活用により公表すべきだと強調した。
ダシゼヴェグ・アマルバヤスガラン内閣官房長官は「教育法を通じて優先分野を定義し、公開し、世界最高レベルの大学留学生に奨学金を提供することは正解である」と述べた。また、公開性と透明性を確保の重要性を強調した。
電気自動車利用増加の作業部会を設立
ロブサンナムスライ・オユンエルデネ首相はイーロン・マスク・米国テスラ、スペースX社の最高経営責任者兼ツイッター社の技術担当社長とのオンライン会談について閣議報告した。
宇宙研究のスペースX社が創造した「スターリンク」衛星は高速インターネットを世界各国に提供中。オンライン会談の際、イーロン・マスク社長は「モンゴルのインターネット利用率が低い地域に独自のネットワークを導入可能であり、テスト・ステーションの設置準備が出来ている」と述べた。
また、国内における電気自動車の使用増加に向ける作業部会を設置することをサンダグ・ビャンバツォグト道路・運輸開発大臣に一任した。
「タワントルゴイ鉄道」公社と「タワントルゴイ公社」の特別体制処置が終了
2022年12月、政府はタワントルゴイ鉄道公社の運営を政府直轄に置き、6ヶ月の特別体制処置が決定され、政府特命全権代表者としN.ミャグマル内閣官房法務部長が派遣された。
N.ミャグマル政府特命全権代表者はタワントルゴイ鉄道公社に関する措置を講じ、外貨残高の増加、国家機密に関する情報を公開し、同公社の運営を通常に移行するよう任務された。その枠で同公社の計画実施率は91.8％であると評価された。
サイバーセキュリティ確保の総合規定を承認
サイバーセキュリティ確保の総合規定を承認し、実施を管理するよう関連省庁の関係者に指示した。
同総合規定が承認されることにより、行政機関や法人活動におけるサイバーセキュリティの確保、予防、検出、対応のための共通の規制と要件が作成され、サイバー脅威のレベルを軽減する法的環境が構築される。
その他
• サンダグ・ビャンバツォグト道路・運輸開発大臣に「モンゴルとイギリス政府間の航空通信協定」及び「モンゴルとラトビア政府間の協定」を支持し、署名する権利を与えた。
• 「モンゴル領土を通過する国際車両に対する支払額」と「高品質の国際・国道及び施設を利用して許容限度額を超える貨物を運送する車両から徴収する金額」が定められた。
• 取引所により販売される鉱業商品名と品種の承認が議論され、決議される予定である。
• 第12回国際モンゴル科学者会議は2023年8月にウランバートル市で開催される。同会議の開催担当委員会の構成が承認された。
