閣議決定 6月14日
政治
学習資金と選考は教育ローン基金が統一実施
「学習者補助金、修学資金、経済的支援、その他高等教育の教育資金提供に関する措置」について閣議決定され、関係者が指示された。
同閣議決定では、学習資金と選考は教育ローン基金を通じて、統一的に実施し、提供されるように、現在までの制度が変更された。資金提供の際、経済的支援の目的、範囲、要件、基準を詳細に決定し、オープンで、透明な、公平にアクセスしやすい選考環境を構築し、選考工程における人的関与を減らし、ローンの返済と完済条件や手順を自動化し、各学生と卒業生の補助金やローン等の経済的支援の進捗と結果を毎年評価する。
行政機関、予算機関、国営法人が学生補助金、教育ローン、経済的支援を提供する高等教育教育資金の選考工程のモデルを提示し、教育ローン返済の条件と手順を明確にする法的規制を改善するようエンフアアムガラン教育科学大臣に一任した。
予防接種法改正案を国会に上程
予防接種法改正案を国会に上程した。A型肝炎、肺炎球菌、ヒトパピローマウイルス感染症に対するワクチンを義務的な予防接種リストに追加する法案が策定された。
対腐敗汚職作戦の枠で捜査の強化を命令
チメド・フレルバータル経済開発大臣兼副首相がインフレ状況と物価上昇を抑制する対策を紹介した。国家統計委員会(NSO)のデータによると2023年5月時点で、全国のインフレ率は11.3%となっている。2022年6月には16.1%に達し、それ以降は徐々に低下傾向にある。インフレ率低下の背景に、外貨準備高の増加、通貨市場の安定化によるトゥグルグ下落圧力の減少及び輸入品の価格低下がある。
インフレ率は低下しているが、依然として中央銀行(BoM)の目標水準より上回っている。ここには、小麦粉、肉、牛乳の価格高騰が影響し、これら3つの製品はインフレ率全体の40%を占める。政府は子ども、高齢者、障碍者、公務員の所得保障、国民の生活環境を改善し、首都の渋滞を緩和する目的で2023年度国家予算の修正を提案した。国家予算の支出増加に従い、インフレ率が増加するリスクがある。
従い、インフレ率を抑制し、経済生産を増加させるために毎月の基礎予算収支を赤字なく確保し、農業取引所を通じて肉及びその他の農産物の取引を行い、中期的に家畜・食肉市場を効率的な形態に転換し、電子許可制度を全面的に導入する政策措置を講じる必要性を発表した。同発表に関連し、「マクロ経済の安定確保の対策」閣議案が来週の閣議で検討することにした。
その他
• 「モンゴル・中国のガショーン・ソハイト~ガンツモド方面の国境鉄道に関する協力協定の枠で実施される必要な措置」決議案を作成し、閣議で検討するようヒシゲー・ニャムバータル法務内務大臣に一任した。
• 2022年の連結予算の実施と2022年の政府連結財務報告を議論し「2022年の連結予算実施の承認について」決議案の国会への上程が決定された。
• 「モンゴル経済フォーラム」の開催計画を承認し、実施するようチメド・フレルバータル経済開発大臣兼副首相に指示した。