女性外相らは気候変動に配慮
政治
6月29日、女性外相会合では
・気候変動
・食糧安全保障
・平和と安全確保における女性参加及び役割をテーマ別に開催中である。本日のセッション会は気候変動をテーマに行われている。
サンジャースレン・オユン緑の気候基金(GCF)の対外関係担当部長に対世界気候変動に向け女性の出来ることや女性が持つリソースについて話を聞いた。
――モンゴルにおける地球温暖化の影響程度とそれに対するモンゴル人の理解はどの程度ですか。
20年、30年前には、この問題がモンゴルに中々当てはまることはなかった。現在は、最大のリスクをもたらし、自然災害に達する最大の要因の1つである。依然とする社会的及び経済的問題は多数ある。しかし、気候変動によりそれらの問題は更に困難になっている。モンゴルにおける気候温暖化は世界平均の2倍に達している。ここ100年で永久凍土山脈の雪と氷の40%が溶け、霜が降りるまで溶けつつあると言われている。これは土壌劣化に繋がり、特に牧畜民にとって困難である。
――同困難を克服する女性の参加は何ですか。
地球温暖化は農業と食料生産に悪影響を及ぼす。 一般的に、国々で食品と農業分野で働く人の大多数は女性である。従い、女性が声を上げ、意思決定に参加し、主要な問題実行において重要な役割を果たすことが必要である。今回、開催される同会合は非常に重要であり、課題解決に協力し、特に、気候変動、食糧安全保障、世界平和の問題に女性の声が聞かれることは非常に重要であ。
――各国の女性外相はどのような立場にあり、どのような議論や意見交換を行っていますか。
大きな変革が差し迫っていると考えられる。 この移行とは「ブラウン経済からグリーン経済へ」という概念である。新しい形のエネルギー源を選択する時期が来ている。そうしないと地球温暖化は止まらない。同移行期に参加し、力を合わせ、技術革新を行い、これら全てへの女性参加を確保することが最も重要な課題となっている。