済州島の実業家らと協力協定を締結
経済
8月3日、モンゴル商工会議所(MNCCI)と韓国済州島商工会議所の間に協力協定の署名式が行われた。式典後に、ヤン・ムン・ソク済州島商工会議所会頭の率いる建設、機械、重工業、道路、運輸部門の約20社の代表らと、モンゴルの実業家らの合同会議が開催された。
B.ナムジルスレン・モンゴル商工会議所副会頭は会議の冒頭、両国間のビジネスパートナーシップは国交樹立前の1988年に確立していたと強調し、1990~2021年にかけ韓国融資で約2500社が設立し、総額5億7640万米㌦の直接投資が行われたと紹介し、両国間の活発的なビジネス交流における協力に謝意を表明した。続けて、次回は韓国市場進出を検討するモンゴルのビジネスマン代表らと済州島を訪問し、商談会を企画し、協力を強化していきたい考えを述べた。
韓国はモンゴルにとって重要な対外貿易・投資相手国であり、国交樹立当初の両国対外貿易額は27万米㌦であったが、現在は7億227万9000米㌦に上る。2022年と2023年上半期だけで、年間2億4547万米㌦に達した。さらに、観光促進において2025年までを「モンゴル訪問年」と掲げた政府は、韓国を含む外国人の査証申請の免除を実施し、観光客の増加と共に、ビジネス関係や協力の強化を図る支援を行っている。