国会間協力を新段階に引き上げることで意見交換を
政治
(ウランバートル市、2023年12月17日、国営モンツァメ通信社)12月15日、ダムディン・エンフバト・モンゴル国会総務官は、沈敏娟在モンゴル中国特命全権大使と会談した。
会談の冒頭、エンフバト総務官は、沈敏娟大使のモンゴル就任を祝賀した。また、任期中、両国の戦略的パートナシップの全領域における拡大と立法機関間協力を支援すると期待感を述べた。更に、「近年、両国間の友好関係と互恵的協力が活発に発展し、相互的なハイレベル訪問や会談の回数が増加しつつあることが政治や経済、国民間の信頼深化に重要な後押しになっている。2022年、栗戦書中国全国人民代表大会常務委員会委員長のモンゴル公式訪問が両国立法機関間の協力関係が進化したことを表した」と主張した。
沈敏娟大使は、モンゴル国会総務官との会談を嬉しく思い、両国の関係、特に立法機関間の協力が積極的に発展していると述べた。大使に任命されて間もないが、「一帯一路」国際協力フォーラムの際に両国の首脳らによる総合理解に至った事業の実現や立法機関間の協力関係の発展に向け取り組む旨を表明した。
近年、両国間の国家ハイレベル訪問の回数が増加し、来年は、モンゴルと中国間に外交関係樹立75周年、友好協力条約締結30周年、国会間共同委員会設置10周年である。
沈敏娟大使は、「2024年は、両国の協力関係において記念すべき多数の行事が行われ、モンゴル国会にとっても新たなページが開かれる年となる。関連し、国会総務官を中国に招き、両国の上級立法機関間とその事務局間の協力拡大のために努力する」と強調した。
双方は、両国国会間に設置された共同委員会取組活性化、常任委員会間の会談数の増加等について意見交換した。