オユンエルデネ首相:12年間続いた対外債務を完済

政治
l.naranzul@montsame.gov.mn
2023-12-25 13:48:18

(ウランバートル市、2023年12月25日、国営モンツァメ通信社)本日、ロブサンナムスライ・オユンエルデネ首相が国民及び国内外の投資家、国際協力機構に対し、記者会見を開いた。


記者会見の冒頭、「モンゴルは本日、サムライ債の300億円または2億米㌦の債務を国内資金で返済し、新年を目前に対外債務を完済したと発表した。また、10月23日に開発銀行(DB)のユーロ債である5億米㌦債務を国内資金で完済した。これはモンゴルが国際社会と投資家に対する義務を尊厳を持ち、果たせるという重要な証拠である。


対外債務不履行を受け入れ、国際通貨基金(IMF)プログラムに参加するか、抜本的な改革を行い、措置を講じ、自国の資源を動員するかという二つの選択しかなかったのである。開発銀行とエルデネス・タワントルゴイ公社において講じた一連の汚職対策の結果、私たちモンゴル人は12年間の債務連鎖から抜け出すことが出来た。


1年半前、27億米㌦であった外貨準備高が増加し、現在は45億米㌦に達した。債券支払いにもかかわらず、外貨準備高は目標水準に維持されている。 今後も経済のオープン化・透明化政策が維持されれば、外貨準備高は100億㌦に達する可能性があることを伝えたい。

過去は、経済成長の成果が債務返済に使われてきたが、今日から全世帯や国民に行き渡るための基礎条件が整いつつある」と述べた。