ザンダンシャタル国会議長、ハンガリー大統領を表敬
政治
(ウランバートル市、2024年3月8日、国営モンツァメ通信社)3月7日、ラズロ・コーバー・ハンガリー国会議長の招請によりハンガリーを訪問中のゴンボジャブ・ザンダンシャタル国会議長は、シュヨク・タマーシュ・ハンガリー大統領を表敬した。
シュヨク・タマーシュ大統領は、民間法律事務所職員、憲法裁判所判事と副長官を歴任した。2016年から憲法裁判所長官を務め、与党フィデス=ハンガリー市民同盟とキリスト教民主人民党(KDNP)により新大統領候補に擁立された。2024年2月26日に、ハンガリー大統領に選出され、3月5日、大統領に就任した。ザンダンシャタル議長は、新大統領を表敬した初の外国人政治家となった。
ザンダンシャタル議長は、シュヨク・タマーシュ大統領との会談に感謝の意を表し、ハンガリー大統領に選出・就任を祝し、オフナー・フレルスフ・モンゴル大統領の挨拶を伝えた。また、「ハンガリーは、ヨーロッパにおけるモンゴルの信頼するパートナーの1つであり、全分野における協力関係拡大がモンゴル外交政策の優先的な目標の1つである。モンゴルとハンガリーは1950年4月28日に外交関係を樹立した。友好関係を築き、協力事業を実施している。両国は長年にわたり緊密に協力して来た。『艱難に会って初めて真の友を知る』というようにCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)の困難な時期克服のためにモンゴルに重要な医療機器を寄贈したハンガリー政府に大変感謝している。両国協力の象徴となるバイドラグ水力発電所建設開始決定を嬉しく思う」と述べた。
シュヨク・タマーシュ大統領は、近年の両国尽力によるモンゴルとハンガリー協力関係の積極的な展開に満足感を表し、国会間協力の重要性を強調した。