ラオス国民議会副議長と会談

政治
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2024-03-18 23:02:38

(ウランバートル市、2024年3月18日、国営モンツァメ通信社)3月16日、 ゴンボジャブ・ザンダンシャタル国会議長は、モンゴルを訪問したスントーン・サイヤジャック・ラオス国民議会副議長が率いる代表者らと会談した。


ザンダンシャタル議長は、「モンゴルが『百万頭の像の国』と呼ばれるラオスとの政治、経済など全分野における協力を嬉しく思う。両国関係拡大に立法府間の協力が重要な役割を果たしてきた。サイソンポーン・ポムヴィハーン・ラオス国民議会議長が昨年行ったモンゴル公式訪問は、両国立法府間の連携を強化し、モンゴル・ラオス友好議員連盟と国会事務局間の協力拡大に貴重な貢献となった。モンゴル国会議員数の76人から126人への増加に対し、政府庁舎大会議ホールに50の赤い木製机・椅子を贈与していただき、感謝を申し上げる。このことは、両国友好関係の象徴である。モンゴルとラオスは、国連および他の国際機関の枠で積極的に協力しており、今後も伝統的な関係を維持し、協力拡大強化のため尽力する。モンゴル・ラオス・中国の道路交通当局間の協力開始と関係法的文書、例えば、トランジット協定締結に関するモンゴル・ラオスの緊密な協力が最重要である。また、国境検問所開発の経験から学び合い、道路と鉄道部門の協力を開始すべきと考える。更に、モンゴル・ラオス間航空輸送における協力機会の増加、旅客輸送および貨物輸送促進の好意的な法的環境強化を目的に締結された「航空輸送に関するモンゴル・ラオス政府間協定」は、両国国民渡航増加の好意的な環境を形成した重要な出来事となった。近年、東南アジア諸国への旅行に関心を持つモンゴル人は、年々増加している。この点で、両国観光会社間の連携、経験の学び合い、文化観光促進における幅広い協力機会が存在する」と述べ、スントーン・サイヤジャック副議長のモンゴル訪問を歓迎した。


スントーン・サイヤジャック副議長は、ザンダンシャタル議長の歓迎に喜びを表し、サイソンポーン・ポムヴィハーン・ラオス国民議会議長の挨拶を伝えた。また、「モンゴルとラオスは、遠く離れていても国会間協力を通じて全分野で共に積極的に発展していることを嬉しく思う。サイソンポーン・ポムヴィハーン・ラオス国民議会議長の訪問の際に締結された諸協力覚書は、両国の協力を更に強化すると期待している。この機に、従来からラオスを全面的に支持してきたモンゴル国民とモンゴル政府に感謝を申し上げる。モンゴル政府援助により、ラオスで建設された病院は、今現在も国民の健康維持に活用されている。また、モンゴル国民が贈与した1000頭の羊も増加している。モンゴル大統領奨学金を受け、5人のラオス人がウランバートル市に留学している。貿易、経済、観光、社会、文化など諸分野における両国関係は拡大している。関係拡大のため経験共有を定期的に実施することに感謝している。ラオスは、2024年を「観光の年」として宣言した。従い、多くのモンゴル人にラオスを訪問していただき、ラオスの歴史と文化を紹介したいと思う。複雑な世界情勢にもかかわらず、モンゴルは、発展の道を歩み出したことを祝する。ザンダンシャタル議長の立法への改革がモンゴルの発展に貴重な貢献となると期待している」と述べた。