政治訪問の成果を経済関係で豊かにすることに重点

政治
l.mungunchimeg@montsame.gov.mn
2024-05-17 15:50:05

(ウランバートル市、2024年5月17日、国営モンツァメ通信社)5月16日、外務省で、モンゴルとドイツの外交関係樹立50周年の範囲で、「モンゴル・ドイツ関係、協力、現状と展望」テーマに学術会議を開催した。

同会議目的は、モンゴル・ドイツ関係の歴史的伝統、政治、商業、経済、科学、教育、文化、環境保護、開発協力の分野における両国国民の業績の現状を総括し、今後の協力の展望と傾向を見極めることにある。



B.サンジャ―ジャブ国際問題研究所研究員は、「本会議は、5年と10年ごとに定期的に開催され、3番目の近隣国の政策において定期化されている両国の政治訪問の成果を経済や貿易関係で豊かにすることが重要である。特に、2011年、アンゲラ・メルケル・ドイツ連邦共和国首相の公式訪問の枠内、鉱業分野における協力覚書の具体的な履行に注目する必要がある」と表明した。



M.ミュラー博士兼ドイツ・モンゴル起業家協会事務局長は、「政治・外交関係の枠組みで、両国間の訪問は活発に行われており、経済代表もモンゴルを訪問している。具体的には、先週、16人のチームがモンゴルを訪問し、貿易と経済分野における協力の可能性を研究した。経済関係は、投資と貿易という2つの方向で行われる。貿易分野での活動が成功すれば、投資も伴う。ドイツからモンゴルへの貿易輸入は良好な水準にある。しかし、モンゴルからドイツへ、更に欧州連合への輸出量を増加させる必要がある。鉱業や鉱物だけでなく、他の分野のどの製品を輸出すべきかについて、我々がしっかりと議論する必要がある」と表明した。

同会議の開会式には、N.アンフバヤル外務省・国務長官、ウド・ワイバー・ドイツ大使館・協力部長が出席し、挨拶を行った。学術会議では、基本的な8件の研究発表を議論し、参加者らは発表に関して意見と結論を紹介した。



1974年1月31日、モンゴルとドイツ連邦共和国は外交関係を樹立した。同関係は、過去50年間にわたり、両国の多くの分野で強化され、戦略的パートナーシップのレベルに達した。具体的には、今年、フレルスフ大統領の招請により、フランク=ヴァルター・シュタインマイヤードイツ連邦共和国大統領が国賓訪問の際、両国は関係を戦略的パートナーシップのレベルに引き上げた。