Ulaanbaatar
2024年の国会総選挙が開始
政治
（ウランバートル市、2024年６月28日、国営モンツァメ通信社）本日、2024年の国会総選挙が公式に開始された。
モンゴルは今回の国会総選挙を混合制で実施している。要するに、モンゴルの地域開発概念に従い、地方に7つの選挙区、首都に6つの選挙区が設けられ、13の選挙区に分かれている。従い、国会議員78名は過半数代表制で選出され、48名は比例代表制で選出される。国会は初めて126名の議員で構成される歴史的な時期が到来した。
今回の選挙で、1341人の候補者が選挙管理委員会に登録され、6月10～26日にかけて選挙運動を実施した。候補者らは、身分証明書を付与された日に選挙運動を開始し、投票日前日午前０時前に停止した。
今年、全国で220万人の有権者が19の政党と2つの連立が指名した候補者に投票する。昨日、国会総選挙法に従い、携帯型投票箱を使用し投票が行われ、また、今月20日、21日、22日、23日に海外在住のモンゴル人が投票した。選挙制度に応じ、投票用紙は2つの部分に分かれ、国民は選挙区内の候補者、政党、連立に投票する。海外に住むモンゴル人は政党と連立のみに投票した。
国会は2024年の選挙で「ニュー・イメージ・キャスト」票集計装置を使用することを決定した。モンゴルは2012年の国会総選挙以来、有権者投票、有権者集計、有権者登録に同自動システムを導入した。しかし、計数装置の結果を確認するため、全選挙区において手作業による管理計数を実施する。過去、計数装置の結果と管理計数の結果が一致しないケースはなかった。選挙管理委員会は投票日前に、管理計数は公開で行われ、その過程は監視カメラで継続的に録画されると発表した。
国会総選挙はモンゴル国内だけでなく国際的にも完全に公開で行われる。選挙実施と過程は国内外の監視員により監視され、ジャーナリストや報道機関によりタイムリーな報道が行われる。国際監視員やジャーナリストは、モンゴルの選挙を世界に報道し宣伝するだけでなく、考慮すべき問題点を指摘する。
モンゴルは1992, 1996, 2000, 2004, 2008, 2012, 2016, 2020 年に国会総選挙を実施した。2024の国会総選挙の投票は午後10時に終了する。
