「1億本の果樹」を植樹する共同プロジェクトを実施する可能性を模索

政治
l.mungunchimeg@montsame.gov.mn
2024-07-09 14:48:21

(ウランバートル市、2024年7月9日、国営モンツァメ通信社)7月9日、モンゴルのオフナー・フレルスフ大統領がブータン王国のジグメ・ゲセル・ナムジル・ワンチュク国王と国会議事堂で公式会談を開催した。


 会談の冒頭、フレルスフ大統領が、ブータン王国国王陛下のモンゴルへの初国賓訪問は、遺産、平和、繁栄のための共通の価値観に基づく両国間の友好関係をもっと拡大、開発させ、国民の友情と友好を強化する推進力となるという確信を表明した。


ブータン王国のジグメ・ゲセル・ナムジル・ワンチュク国王は、国王の家族またはブータンの代表者等を親切で温かく歓迎してくれたモンゴル政府や国民に心から感謝の意を表した。同氏は、2012年外交関係樹立以来、両国の関係と協力が持続的に発展し、政治的な対話が活性化していることを高く評価した。


ブータン王国国王陛下のモンゴルで実施されている同国賓訪問が、モンゴルとブータンの関係と協力の展望と方向性を定義する上で重要な意義があることに同意された。


公式会談の際、両首脳は、モンゴルとブータンが地理的に距離を持っているが、歴史、宗教、無形文化遺産に関して深いつながりがあり、同国賓訪問によって、過去の実績が向上され、両国関係の歴史的な新ページが開かれる確信があると指摘した。


両国は、内陸発展途上国に関して弱点を利点とし、統一性、相互認識、パートナーシップ協力を開発させ、社会的・経済的な共通課題と困難を克服し、持続可能な発展を展開させる方向に協力するためであることを断言した。更に双方が、内陸発展途上国の国際研究センターの事業を支援し、内陸発展途上国の発展政策策定活動に引き続き貢献・協力することで合意された。


今回の訪問の成果で発表されるモンゴルとブータン王国の共同声明は、政治、経済、教育、文化、健康、科学、農業、畜産、環境、観光、市民交流などの分野を発展させるためのロードマップとなり、協力の拡大に真の貢献を導入する確信であると表明した。


両国の教育、文化分野での協力を拡大する可能性を実用化し、両国の若者学生を政府の奨学金プログラムに相互に参加させる決定を解決した。


両国間の国民交換を拡大する目的で、「Go Mongolia」国家ブランドを「Bhutan Believe」国家ブランドと連携することになった。


両首脳は、気候変動と砂漠化と闘う、自然環境を保護する世界的な努力に貢献する方向に連携し、「10億本の植林」全国運動およびジグメ・ゲセル・ナムジル・ワンチュク国王の「1億本の果樹」を植樹する提案の枠内、共同プロジェクトやプログラムを実施する可能性を模索することが決定された。


両国首脳は、地域や国際舞台でお互い支援し、積極的に協力してきたことを確認し、国連及び国際的なその他の機関の枠内、協力をもっと深めていきたいためであることを相互に確認した。

 会談の成果では、モンゴルとブータン王国の共同声明と、両国関係の法的環境を強化する方向に両国間文書に署名した。