オユンエルデネ首相、ロシアのミシュスチン首相と会談
政治
(ウランバートル市、2024年10月17日、国営モンツァメ通信社)パキスタンで15日から2日間、中国とロシアが主導する上海協力機構(SCO)首脳会議が開かれた。
同会議の際、ロブサンナムスライ・オユンエルデネ首相は、ロシアのミシュスチン首相と会談した。
オユンエルデネ首相は、ミシュスチン首相に対し、ハルハ川の戦いの共同勝利を祝う85周年の祝辞を述べた。また、ロシアのプーチン大統領がモンゴルを公式訪問したことについて言及した。
両国政府首脳は、モンゴルとロシアの協力関係の枠で、経済、貿易、銀行・金融、交通、エネルギーなどの分野について話し合った。
また、ロシアから中国へ天然ガス供給パイプラインをモンゴルの領土を通じて建設するプロジェクトの実施を加速するための意見交換が行われた。
オユンエルデネ首相は、鉄道の中央回廊に沿ってモンゴル、ロシア、中国の三国で共同で新鉄道を建設するプロジェクトを提案した。これにより、貨物輸送の総量を年間6000万トンに達する可能性があると述べた。
12月、モスクワで開催される貿易、経済、科学技術協力に関するモンゴル・ロシア政府間委員会の第26回定期会合の準備を十分に整え、両国の経済協力の今後の方向性に貢献すると確信感を示した。