「モンゴルにおける鹿石」総合展 100点余りの実物を展示
モンゴルについて文化省は毎年11月を「文化芸術創造月間」として位置づけ、様々な文化芸術イベントが全国的に開催されてから3年目となる。その一環で15日、モンゴル国立博物館で「モンゴルにおける鹿石」総合展が開かれた。
鹿石はモンゴル領土に点在する唯一の青銅器時代の記念碑であり、中央アジアの遊牧民の世界観、芸術、崇拝、生活ぶり、氏族間の関係など多面的な情報を含んでおり、他に類を見ない貴重な遺産である。
展示会では、VRとARのデジタル技術を活用し、鹿石の特徴、障がい者向けの説明文、研究者の一般人向けの講演、家族向けのプログラムなどが取り入れられている。総合展は来月15日まで開かれる。