11月26日は、最初の憲法が採択され、共和国を宣言した99周年記念日

モンゴルについて
b.undrakh@montsame.gov.mn
2023-11-26 18:56:42

(ウランバートル市、2023年11月26日、モンゴル通信)本日は最初の憲法を採択し、モンゴル共和国宣言を行った99周年記念日である。この日、君主制を廃止し、20世紀の最も進歩的政治形態であった共和制に移行したアジア初の国の一つとなった歴史的な日である。


2000年以上続いた君主制形態を改革し、人民の利益を保護する初の憲法を制定する過程は、容易ではなかったが、後にその名を歴史に残した人物たちは人民議会の形で共和制の組織設立を行い、1924年に憲法を採択した。当時の政治家たちは、満州支配から解放されるやいなや、国の完全な独立を熱望し、積極的に憲法制定の取り組みを開始した。


憲法の最初の草案は、1914年、ボグド・ハーン元首のモンゴル国のサイン・ノヨン・ハンであるトゥグスオチル・ナムナンスレン首相の指示の下、作成された。1922年5月19日、モンゴル人民党と人民政府の中央委員会は、最初の憲法起草に向けた作業部会設立を決定し、憲法の重要性を強調し、憲法起草委員会委員の任命と、欧州諸国を含む外国の法令起草の経験に基づく憲法起草を指示した。1922年9月1日、第39回人民政府会議の決議に、「憲法はイギリスのような国民の権利を有する国の法律を短縮し、現行法に従い起草すべし」と記載されている。しかし、同作業部会のロシア、イギリス、米国、日本、ベルギーの憲法翻訳の取り組みが、ブルジョア民主主義(資本主義)国家の法律を真似しているとされ、同年12月に解散された。


その後、1924年5月にソ連の法執行専門家P.V.フセスビヤツキーを招き、同年9月23日にバリン・ツェレンドルジ首相が委員長を務める憲法起草委員会が発足され、僅か2ヶ月後の1924年11月26日、最初の憲法が採択された。