ダルハド品種馬の作出研究を進む

モンゴルについて
tserenlkham@montsame.gov.mn
2022-12-30 16:31:55

 フブスグル県レンチンルフンべ、バヤンズ ルフ、ウラン・オール、ハンフとツァガーンノール郡にダルハド品種馬を繁殖させ、新品種の開発研究が進んでいる。この品種馬をレンチンルフンべ、ツァガーンノー ル、ウラン・オール郡で飼育し、乗馬として日常生活に利用してきた。ダラハド品種馬は体格が大きく、首が短く、腹と胸が大きく、筋肉が発達している、皮膚が厚く、歩き方がゆっくりでたてがみが多い等の特徴がある。色は白っぽく生息地名のダルハドと名付けられている。ダルハド馬は高山気候に強い。同馬の乳量が他の品種馬より多い。例えば、モンゴル馬の一回の乳量は350~500㍉だが、ダルハド馬の乳量は500~800㍉である。自然気候により馬毛の成長も早い。冬は40~60㌢厚さの雪を掘って餌を探し食べる。顔色が主に白茶であるが、まぶたの色が黒いのは雪のまぶしさから目を守るためである。