2020年度 モンゴル冬の観光大イベント

特集
gombosuren0625@gmail.com
2019-12-31 10:37:52

 モンゴルでは夏季は、ナーダム祭りをはじめ豊かな大自然を旅行できるチャンスが冬季より多いが、冬季も観光客が楽しめるいくつの興味深いイベントが開催される。これらのイベントはぞれぞれ特定のテーマ、 モンゴル国民の文化特徴を有する。2020年の冬に、モンゴルで行われる大きなイベントを以下に紹介する。

 フフ・ソブド氷祭り

 モンゴル冬の観光の目玉の一つである 「フフ・ソブド(青い真珠)」氷祭りがダライ・エージ(母となる湖)を敬愛して、冬観光を発展させ、モンゴルを外国に宣伝することは目的に3月2~4日間、 フブスグル県のハタガル郡の湖上で開催される。開催第19回目となるこの氷祭りでは、氷上綱引き、馬そり、犬そり、フィギュアスケートなど数多くの興味深いイベントが行われる。さらに、ツァータン族やシャーマンを訪問し、ツァータン少数民族の手作りものが購入できる楽しみもある。手つかずの自然を体験し、トナカイ飼育民ツァータンの習慣や風習い興味があれば、ぜひこの祭りに参加してみてください。

 鷲祭り

 モンゴルの西部に住むカザフ民族の誇りとなる鷲と鷲狩猟など遊牧民の伝統的な習慣を国内外の観光客に紹介することを目的に、「鷲祭り」は2000年から始まり、毎年恒例のイベントとなった。今回の鷲祭りは3月3日、4日に「チンギス村」キャンプで開催される。 カザフ民族の伝統的な服を着て、それ ぞれの鷲を腕に乗せて馬に乗ったイーグルハンターのパレードで始まり、鷲 の技を見せるための競技など多数のイベントを展開する。イーグルフェステイバールの最も驚くべき競技は、獲物に見立てたぬいぐるみを馬で引きずって鷲の狩猟能力を試すことだ。毎年、 鷲祭りには800人余りの観光客が鑑賞し、約100人の鷲匠たちがバヤンウルギーから参加する。

 ラクダ祭り

 恒例化となった世界唯一のフタコブラクダレースを中心にした「ラクダ祭り」は3月6日~7日の2日間、ウムヌゴビ県で開催される。2016年に1000頭のラクダレースを世界一の認定でギネスブックに載せられ、ラクダ祭りは「ラクダ999」冬祭りとして拡大された。ラクダ祭りでは、素敵なカップルコンテスト、地方民の手作り物及び乳製品の販売フェア、ポロレースなど多才なプログラムが展開される。壮大なゴビの 魅力を満喫しながら、ラクダ乗り体験もできる。

 大都市の冬祭り

 ウランバートル市役所と首都観光局の共催による「ウランバートル市冬祭り」がスライ・リゾートで2月8日、 9日に開催される。家族向けの競争や、近年、若者の興味を引いているエクストリームスポーツ競技など興味深 いプログラムを含めて年々参加者の輪を広げている。冬のモンゴル観光発展に大きな意義があるイベントである。 祭り期間中には、氷上アーチエリ ー、氷上シャガイ、氷上チエス、氷上クライミング・ウォール、アイススケート、スノーボード、その他多彩なスポーツ競争が繰り広げられ、 すべての参加者が参加できる。暖かい食事も参加者に提供される。

 銀色のシャグシュラグ

 モンゴル観光地の一つであるホブド県のブヤント郡で3月7日~8 日に行われるこの祭りは、モンゴルの伝統的な競技の一つであるウリヤンハイ弓射、ラクダリ レー、雪相撲、民族ぞれぞれの特徴を見せる数多くのイベントを実施する。