レンツェンハンドさん:自分の本がアマゾンのベストセラーに なったと聞いて、本当にうれしい!

特集
gombosuren0625@gmail.com
2021-09-20 15:52:20

 ニューヨーク市に本部を置く国際人道組織の施策・予算専門家エンフアムガラン・レンツェンハンドさん(26歳)にインタビューをした。レンツェンハンドさんは自分の人生経験を語る本「Stigmatized」を英語で書き、この本がアマゾンのベストセラー本になった。自分の本を通じて、モンゴルの子ども、若者たちに刺激を与え、モンゴルで結核に対する「スティグマ」の概念を紹介し、結核に対する社会的態度を変えることを目指したという。彼女はソンギノハイルハン区の第104義務教育学校を卒業後、米国のニューヨーク大学に入学し、2019年に卒業した。


 ――「Stigmatized」本はアマゾンに出品されてから一週間も経っていないうちに、ベストセラーになったのですね。自分の本を書こうと志したきっかけは何ですか。

 自分の本は2年前から書き始めました。最初は独学で英語を勉強し、世界の優れた大学に入学する方法について書こうと思いましたが、出版社からは「こんな本、出版物がたくさんあるので、自分の人生に起きた重要な出来事について読者と共有すれば、いいじゃないか」というアドバイスがありました。私は一晩中考え、10代の思い出にたどり着いたのです。16歳の時、結核と診断され、治療を受け、完治しました。当時、モンゴルでは結核は貧乏で不潔な人々、アルコール依存症の人々、そして刑務所にいる人々がかかる病気だと言われ、病気になればからかわれることが多かったのです。そのため、お母さんやお父さんと3人で誰にも言わず、この病気を乗り越えようと決めました。しかし、結核に対する誤解は私にとって大きなショックでした。そのため、自分の本を通じて、結核について正しい知識や理解を与えようと思い、これについてよく書きました。

 ――自分の本の内容を簡潔に紹介してください。

 私の本は3つの分部で構成しています。最初の分部は子どもの頃、UB市のゲル集落に住んでいた時の思い出や夢、家族、外国に留学するため英語を勉強した方法などについて。その後、結核にかかり、入院中に学んだことについて書き、最後は学問を志して外国へ留学した思い出、就職などについて語りました。


 ――この本を通して、伝えたいメッセージは何でしょうか。

 2つのメッセージを伝えた いです。1つ目は私立学校に行き、家庭教師を持っている子どもだけが有名大学に入学するわけではない。 頑張れば、だれでもできます。最も重要なのは努力というメッセージです。なぜならば、私はモンゴルの多くの子どもたちのように、モンゴルの公立学校で教育を受けたにも関わらず、精 一杯頑張った結果、ニューヨーク大学で奨学金を貰って学ぶことが出来ました。 頑張れば、機会は常に開かれ、この機会を攫むことが重要です。2つ目は結核は遺伝病、アルコール依存症の 人々、貧乏で不潔な人々、無責任な人々がかかる病気ではないというメッセージです。それは誰でもかかりうる呼吸器疾患で、現在では完治します。誰かがこの病気にかかった場合、差別しないように理解してもらうことを呼び掛けたかったのです。

 ――自分の本がベストセラーになったと聞いた時の感想については?

 アマゾンに出品されてから2日後、アマゾンの「ベスト・ニュー・ブック」に、1 週間以内にはベストセラーになりました。もちろん、本当に嬉しかったです。最初、両親に言って、自分のソーシャルメディアアカウントに投稿したら、たくさんの人々がシェアしてくれ、賞賛の言葉を送ってくれまた。本当に感動的でした。また、ジュネーブでの 国連のストップ結核・パートナーシップ機関から1000冊の注文があり、専門家に配ったり、ゼミなどに利用されたりしました。世界クラスの国際機関で私の本が 使用されていることを光栄に思います。

 ――自分の仕事、務めている機関について紹介してください。

 私は米国ニューヨークに本部を置く国際人道組織に施策・予算の専門家として務めています。ニューヨーク大学の4年生の時、うちの大学で「キャリア・エキスポ」という卒業生のためのジョブ・フェアが行なわれ、現在、務めている国際人道組織の従業員に自分を紹介し、この機関に就職したいとの希望を表明しました。この機関に就職するため、5つの面接試験、2つの筆記試験を受け、ようやく合格しました。合格結果を聞いて、本当に嬉しかったです。

 ――今後の目標は何でしょうか。

 東アフリカのウガンダへ行き、難民キャンプでプロジェクト・コーディネーターとして働くことになりました。そこでは、最も困難な状況に出会い、ソリュー ションを見つけ、経験を積んでから母国へ戻りたいです。だから、今後数年間はアフリカの国々で仕事をし、その後、帰国してきて、母国の発展にできる限り貢献をしたいです。

 ――ありがとうございました。今後の活躍を期待しております。


情報源:Itoim.mn


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