中小企業向けの無担保・低利融資金融プラットフォームが開設

経済
montsushin@montsame.gov.mn
2024-05-19 17:23:40

(ウランバートル市、2024年5月19日、国営モンツァメ通信社)5月17日、中小企業向けのサプライチェーン金融の共有プラットフォームの開設がノボテル・ホテルで行われた。


B.アマル・モンゴル銀行協会事務局長によると、「Cash Me」と呼ばれる同プラットフォームは、中小企業への資金調達増加を目的とした新しい金融商品・サービスである。


モンゴル銀行創立100周年を目前に、中小企業向けの実質的な融資の基盤が構築され、オンラインでよりアクセスしやすくなったことが主要な特徴である。


中小企業の経営者が銀行や金融機関に融資を受けるには担保が必要である。特に、建物や不動産が要求されることは、中小企業にとって困難と問題を引き起こす。


今後は、融資申請の際に、中小企業経営者が個別に検討される。短期運転資金は、ローン返済能力ではなく、借り手のサプライチェーンにおける業務と役割、協力する大手ネットワーク会社、買い手と売り手の協力などに基づき調達される。


サプライチェーンの資金調達に関する覚書は、貿易開発銀行(TDB)とアリグ銀行の経営陣により署名された。


「現在、銀行や金融機関に中小企業を専門に扱う部署が設けられている。中小企業向けの資金は個別に調達・投資・融資される。例えば、弊行は、米国開発基金から1億2000万米㌦を徴集し、中小企業への低金利での融資を開始した」とО.バンズラグチ貿易開発銀行第一副最高経営責任者が語った。


モンゴル銀行協会と「デジタル・クレジット」社は、中小企業経営者の運転資金の適切さを増加させ、低コストの融資商品を提供するサプライチェーン融資プラットフォームを開発し、モンゴルの銀行および金融市場への導入を開始した。プラットフォームの開設には、モンゴル大統領府、モンゴル銀行、金融規制委員会、国際機関、銀行などの経営陣と代表者が出席した。


「同プラットフォームの業界全体での採用により、銀行や金融機関は、低コストで、無担保、低利、環境に優しい融資解決策を導入し、中小企業の売上を増加させる。従い、売上高を改善する機会が生まれる」とジンチャン・ライ国際金融公社(IFC)東アジア・太平洋金融インフラ開発プログラム責任者が強調した。