チンギスハーン国立博物館は展示品を充実
社会(ウランバートル市、2024年5月30日、国営モンツァメ通信社)チンギスハーン国立博物館は、古跡3ヶ所で発見された出土品で展示品を充実させた。
2022年、モンゴル国立大学・考古学研究センターの現地調査チームはスフバートル県オンゴン郡タワン・トルゴイ(五頭)の墓2基を発掘し、調査した。本出土品で発見された26点の展示品は、国立文化遺産センターによって修復され、チンギスハーン国立博物館6階の大モンゴル帝国ホールに展示した。展示品の中には、13~14世紀にかけての貴婦人の一対の鳳凰が描かれた金色の鞍、青銅の鏡、銀の食器などの特徴の展示品が包含された。
また、アルハンガイ県ウンドゥル・オラン郡のハヌイ・バグにあるバルガサン野原または「ゴル・モド(川・木)2」はフンヌ貴族の大規模な埋葬施設である。同場所で発見された出土品の一部は、国立大学・科学技術のウランバートル公園にて引き渡された。昨年同組織は、ゴビスンベル県のイフ・サンサル記念場所にあるフン族に関わるの4つの墓から発見された、宝石で装飾されたベルトなどの記念品を引き渡した。同記念品は、博物館3階の古代王国のホールに展示する予定である。
上記機関の名誉ある人々にチンギスハーン博物館の展示品充実に貴重な貢献をしたことに感謝し「認証書」が贈呈された。