1541人の子どもがインフルエンザで入院
社会(ウランバートル市、2025年01月08日、国営モンツァメ通信社)1週間の報告によると、ウランバートル市でインフラエンザやインフラエンザ様疾患の発生が流行していると国立感染症センターが発表した。
国立感染症センターのTs.ナランゾル氏によると「ボルガン県、ウブルハンガイ県、オブス県、スフバータル県およびウランバートル市の監視病院でインフラエンザによる症状で受診した患者の検体に対する呼吸器系ウイルス検出調査を実施した結果、62.2%の患者からインフラエンザおよびインフラエンザ様疾患を引き起こす5種類のウイルスが検出された。主に、呼吸器系およびインフラエンザのH1N1型ウイルスが多く、SARSやコロナウイルスは1%を占めている。また、ウランバートル市で、52週目に外来患者を対象に11万1819件の診察が行われ、そのうち1万3659件がインフラエンザやインフラエンザ様疾患として診断され、12.2%に相当する。この数値は、前週と比較して0.2%の増加を示している」と述べた。
患者の19.1%を1歳未満の子供、20.2%を2~4歳の子供、22.9%を10~15歳の子供が占めている。現時点で、ウランバートル市内の20箇所の病院に1541人の子供が入院しており、その87.8%が呼吸器感染症によるものである。