クリーンテックとイノベーションビジネス開発、グリーンジョッブ創出の事業開始
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(ウランバートル市、2025年2月26日、国営モンツァメ通信社)「モンゴルにおけるクリーンテックとイノベーションビジネス開発、グリーンジョブ創出」(GCIPモンゴル)プロジェクトの実施が開始された。
同プロジェクトは、世界環境基金(GEF)から178万米㌦の資金提供を受け、国連工業開発機関(UNIDO)、開発ソリューションNGO、気候変動研究・協力センターの協力により4年間実施される。
クリーンテック・イノベーションとスタートアップビジネスの促進を通して、グリーンジョブを創出する同プロジェクトは、モンゴルで低炭素と持続可能な経済開発を目的とする、スタートアップ、中小企業、研究者、政策立案者、国際投資家、金融機関により方向付けられる。
この一環、クリーンテックのスタートアップを支持し、アクセラレータープログラムに参加させ、投資を誘致する機会を増加させる。また、中小企業向けの金融メカニズムを強化し、国際投資家との連携を図るとともに、モンゴルに革新的な技術を導入するための政策助言を作成する。さらに、クリーンテック・イノベーションに関する情報交換プラットフォームを構築し、同分野関係者が連携して協力する機会を整備すると自然環境気候変動省が報じた。
同プロジェクトの初回運営会議はオンラインで開催され、プロジェクトの構成、実施計画、期待される成果と意義、モンゴルのグリーン開発への貢献に関する発表が行われた。出席者はプロジェクトの成功に必要な協力強化と効果的な実施について意見交換した。