Улаанбаатар
密輸化石をモンゴル側に返還
社会5日、アメリカへ密輸された６種類の恐竜化石がモンゴル側に返還された。返還で最大の化石は6600万～7000万年前にモンゴルのゴビで生息していたアリオラムスの頭骨である。アリオラムスはティラノサウルス科の恐竜であり、これまでに二つの化石が発見されおり、両方ともモンゴルからという。
米国の専門家は密輸された化石は良い環境で保管されてきたとアリオラムス頭骨について言及した。化石はモンゴルからフランス経由でアメリカに密輸されている。
返還式はブルックリン検察庁で行われ、検察官のロバート・ケイパース氏は「考古学において珍品とされる密輸された化石をモンゴル側に返還できることは喜ばしい」と強調した。
返還式にB.アルタンゲレル駐米モンゴル大使が出席し、ここ３年間で密輸された23個の化石をモンゴルが受け取っていると語り、感謝を表明した。
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