「ハンガリー絵画」切手発売

社会
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2024-09-17 18:18:00

(ウランバートル市、2024年9月17日、国営モンツァメ通信社)9月12日、「モンゴル・ショーダン」社は

「ハンガリー絵画」をテーマにした6種類の切手を発売した。同切手の開幕式はモンゴル美術館にて開催された。モンゴルとハンガリーの歴史的な関係は13世紀にまで遡る。


モンゴルとハンガリーは1950年4月28日に外交関係を構築し、様々な分野での協力を開始した。


両国は郵便の部門で緊密な協力の歴史があり、1958年から1983年初頭にかけて、ハンガリーの切手・紙幣印刷所で数々の美しいモンゴル切手が印刷された。


オブルチャンスキー・ボルバラ・アンナ・在モンゴル・ハンガリー特命全権大使兼博士は、切手の開幕式の初日に「両国は1958年から1983年にかけて切手の部門で良好な協力関係を構築し、モンゴルの切手はハンガリーで印刷されていた。今回、この関係と協力が復活し、ハンガリーの有名な絵画をテーマにした切手コレクションがモンゴルで発行され、一般の人々が入手できるようになったことを嬉しく思う。本日発売された「ハンガリー絵画」切手コレクションの特徴は、ハンガリーの有名な六つの絵画をテーマにしたことである」と述べた。


匿名の画家による「訪問」という絵画は、古代ハンガリー絵画コレクションの中で最も有名な作品である。この作品は、聖母マリアが妊娠中のエリザベトの家を訪問した場面を描いている。

アダム・マニツキーによって1712年に描かれた「ラーコーツィ・フェレンツ2世の肖像画」には、装飾のないハンガリー貴族の衣装を着た紳士が描かれている。


ボグダン・ヤカブ静物画家が1710年に描いた「オウムおよび白いコカトゥと果物の静物画」は、当時の貴族の間で流行していた鳥の行動を描写している。


パール・メルチェ・シニェイ画家は、1874年に描いた「ピンクのドレスを着た女性」において、初の妻を描写した。

フェーニェシュ・アドルフ画家が1904年に制作した「村の朝」では、小さな集落の住人たちの日常生活が力強く温かい色合いで表現されている。


ヨシフ・リップル=ロナイ画家は、1912年の作品「ソモディにおけるヘスティ城」において、小さな集落にあるヘスティ城が描かれている。これはトウモロコシのデザインを取り入れた素晴らしい作品である。


ハンガリー国立美術館は1957年に設立され、ブダ城の王宮内に位置している。