IMFの作業団と会談

政治
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2025-06-16 10:58:35

(ウランバートル市、2025年6月16日、国営モンツァメ通信社)6月13日、Ts.ダワースレン国会議員兼予算常任委員会委員長は、タフシン・サアディー・セディック国際通貨基金(IMF)作業団団長が率いる代表団と会談を行った。


会談の冒頭、ダワースレン氏は、IMFとの長年にわたる効果的な協力関係を強調し、モンゴルの予算および財政の現状を説明した。同氏は、近年急速に拡大した国家予算の膨張を新国会が抑制し、今年度の国家予算を2024年の水準に引き下げることを目指したと述べた。しかし、主要輸出品であるコークス用石炭の価格下落により、歳入が途絶えるリスクが生じたため、首相が補正予算を編成し、歳出削減を重視していると述べた。また、国会および予算常任委員会が、予算資金の支出状況に関し作業団を立ち上げ、調査を進めていると伝えた。


タフシン・サアディー・セディック氏は、IMFが、モンゴルの経済状況に関し予備的評価を行い、近々勧告書を提出すると述べた。また、IMFが今後も全面的に支持と協力を続けると語った。