ガショーン・ソハイト国境検問所、 新鉄道は欠かせない
モンゴル国の輸出用石炭生産能力は5000万㌧にも達しているが、完全に利用できない状況である。その理由とは現在石炭輸送の困難さ、ガショーンソハイト国境検問所における渋滞である。モンゴル国の鉱物資源輸出の主要ポートであるガショーンソハイト国境検問所には石炭を積んだ大型トラックの行列が100キロもできている。そのため、運転手は数日間も順番を待ち、それに伴う違法行為も多く発生しているという事態も報道されている。その理由を様々な立場から説明し、一部はモンゴルと中国の関係にも影響を及ぼすほど「政治問題化」している。そこで、現地状況を取材する目的で先週末、モンゴルの南部ウムヌゴビ県のガショーンソハイト国境検問所を訪れた。
2607日