Ulaanbaatar
オユトルゴイ・プロジェクト坑内掘り事業の融資契約に署名
経済16日、シャングリ・ラ・ホテルにおいてオユトルゴイ・プロジェクトの坑内掘り事業にかかる44億米㌦の融資契約に署名した。署名式に、Ch.サイハンビレグ首相をはじめ、R.ジグジド鉱業大臣、エルデネス・オユトルゴイ株式会社のD.ガンボルド最高経営責任者（CEO）、オユトルゴイ社のアンドリュー・ウッドリーCEO、ジャン・セバスチャン・リオ・ティントの銅・石炭事業責任者および関係者らが参加した。
オユトルゴイ・プロジェクトにかかる44億米㌦を、世界各国15の大手銀行、金融機関が融資したことが特徴。契約締結により、オユトルゴイ坑内掘り開発事業は2016年半ばから開始し、５～７年間にかけて実施される。具体的には、モンゴルに毎年、10億米㌦が入ることになっていると関係者らが強調した。
Ch.サイハンビレグ首相は、「本日から“オユトルゴイ”は何らかの政治的な問題ではなく、正式なビジネス・プロジェクトになりました。世界大手銀行が、リオ・ティントおよびモンゴルに貸与してくました。これによってモンゴルの民間団体にも投資し、パートナーを探る機会が開かれます」と語った。
ジャン・セバスチャン・リオ・ティントの銅・石炭事業責任者は、モンゴル政府の積極的な活動に謝意を表し、「銀行等が信託し、融資していることは、オユトルゴイ・プロジェクトの規模の大きさの表れです。オユトルゴイを世界レベルの鉱山として評価する契約に署名したことはモンゴルへの良い影響を与えます。開発事業をはじめ、職場などもこの金額から融資されます」と表明した。
また、モンゴル商工会議所の所長およびビジネス代表らも出席し、同プロジェクトを応援していると表明した。
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